KEIHOKU
京都市中心部からわずか1時間足らずで緑豊かな里山へ
京都の北部に位置する「京北」
平安京の時代から林業が栄えたこの町では、今も人々の暮らしは山が生み出す自然に支えられ、昔ながらの風景を垣間見ることができます。そしてここ京北では、自然と共に生きる林業家・農家・ものづくりに励む職人さんが、今も暮らしと伝統を支えています。
京北には自然と暮らしが融合し、受け継がれてきた先人の知恵が多く存在します。しかしながら、近代的なライフスタイル、産業構造の変化、人口減少・高齢化により、文化の継承が危機に瀕しています。
私たちは、京北という地域に根を張り、地域資源を活かした事業開発やツーリズムを世界に発信し、地域産業、社会、クリエイターが共に成長するコミュニティを目指します。
SPOTLIGHT ON KEIHOKU
伝統・伝承・技
里山には暮らし・仕事・自然環境を持続可能なも のにする「Local Wisdom=地域の知恵」が眠って います。自然素材を利活用した多様な知恵には、 次代の持続可能な社会を創り出すヒントが詰まっています。
地域産業
地区の93%を森林が占め、かつて川から材木を 流し、京の暮らしを支えた農林業のまちです。苗木 づくりから植林、保育、伐採、搬出に至るまで、長い 歴史に裏付けられた知識と技術によって、スギ、ヒノキを中心とする優良な木材を生産しています。
暮らしの知恵
季節ごとに手に入る素材を用いた、豊かな食文 化。春にはふきのとうやタケノコ、夏には鮎や あまご、秋には栗や柿、冬には猪肉・塩漬けや、発酵・保存食などの暮らしの知恵を体験。
LOCAL WISDOM MEISTER
地域の知恵の達人たち
茅葺職人相良 育弥
茅葺屋根の葺き替え・補修を生業とし、民家から文化財まで幅広く手掛け国際茅葺き会議などイベントも手がける。
林業家塔下 守
京北そして京都で、日頃実践されている林業をベースに、木こりの技術を発信するイベントの運営やトレイルコースを整備したり幅広く森を発信する。
すし米 女将黒川 修子
京北周山の老舗の料理旅館”すし米”の女将さん。着物の着付けや茶道、日本の伝統を暮らし目線で伝えます。
暮らしと伝統の達人河原林 成吏
650年の歴史を継ぐかやぶき屋根の古民家の主人。地域の伝統的な食・暮らし・生活文化の語り手。
冒険家浅野目 誠和
アウトドアガイド・アウトドアスクール・ハーブ・ウッドクラフト・ハーブ染毛糸・造園から講演まで、幅広く活動する冒険家。